お店への再来店を促進する方法とコツを徹底解説!

店舗集客の基礎知識

お店をオープンしてしばらく経つと、気になるのは『再来店』ではないでしょうか。
これまでのお客様が一人でも多く再来店を継続してくれれば、地域での商売は徐々に安定してくるものです。

では再来店を促進するためにはどうすれば良いのでしょうか
今回は具体的方法を5つご紹介。

長くなりますので、目次からスキップして頂くのがおすすめ。
知りたい情報から選んで読んでみて下さいね。

その前に1点、注意していただきたい『再来店の落とし穴』があります。
それは、単なる再来店はその後に続かない恐れがある、ということ。

例えば再来店の理由が「セールで安いから」「近いから」といった理由だけだとしたら?
その場合、ライバル店が出てきた時に簡単にお客様を持っていかれてしまいます

そうならないために必要なのはずばり、
“再来店からファン客へとつなげる方策を立てる。”
これに尽きます。

今回の記事ではこの『ファン客になってもらう』を意識しながら解説していきますよ。

この記事はこんな方におすすめ
  • 再来店してもらうための方法を知りたい
  • 継続的なリピーターを増やしたい
  • お店をもっと安定的に運営したい

今回参考にさせて頂いた本は、

[書籍のゆうメール同梱は2冊まで]/集客は「地域のお客様」からはじめよう! 「集める」から「集まる」店へ
望月まもる著(同分舘出版)

です。

ちなみに今回の記事は、日本全国に当てはまるような地域密着型のお店を対象としていますのでご了承下さい。

その1:ポイントサービス


再来店を促進する方法その1は、ポイントサービス

お店単体でのショップカードのほか、商店街全体のポイントカードなども存在します。
まさに基本のキと言えるかもしれません。

ポイントサービスの導入は、お客様の「また来たい」を促進します
「何回か来ればおトクなことが待っている」
そんな気にさせてくれますし、お店へのプチ帰属意識が生まれるためです。

最大のメリットは、ポイントサービスのシステムによっては入会時に顧客情報を頂くことができること。
顧客情報はその後の販売促進に大いに役立つこと間違いなし。

実はその2以降でご紹介する方法も、主に顧客情報を活用していく方法になります。

うちはお客さん情報、得られない店なんだけど💢

顧客情報を得られない業態のお店に関しては、今回はLINE集客について解説します。
実はLINEにもポイントカード機能が付いていることをご存知でしょうか。

LINE集客についてはその5で解説しています。
宜しければスキップしてご覧になってみて下さいね。

その2:サンキューレター


再来店を促進する方法その2は、サンキューレター

サンキューレターとは文字通り「お礼状」。
初回接触や再来店、イベントへの参加後などに、感謝を伝えるために送るものです。

えー、今どき?

そう思われるかもしれませんが、先程の本の著者は実行しています。
しかも、全て手書きで!

手書きのサンキューレターは確かに手間とお金がかかります。
しかしながら、こちらの「仲良くなりたい」という姿勢に反応してくれた方とは関係を構築しやすく、その後も長くお付き合いできる確率が高まるのだとか。

ということはお店のファンになってくれる可能性が、少しは高いということですよね!

具体的なレターのスタイルとしては、「売り込み一切なし」の純粋なレターは今の時代、逆にインパクト大。
相手によってはかなり好印象を持ってもらうことができます。

もう一つのスタイルは、売り込みを少々プラスした「クーポン付きレター」のスタイル。
こちらは事実、おトク好きの方には喜ばれるようです。

ですがクーポン付きは、ともすると「売り込みたい」感が目立ってしまいがち
クーポンを付ける場合には、細やかな注意が必要です。

クーポン付きレターのポイント
  • 「売り込み」が目立つと、しらじらしく思われる
  • 事実、おトク好きの方には好まれる
  • 高級品を扱うお店に価格訴求のクーポンは向かない
  • 購入して日が浅い方に送らない
  • 魅力があまりないクーポンは逆効果

これらのポイントを踏まえて、あなたのお店に合ったスタイルのサンキューレターを考えてみて下さいね。

その3:ダイレクトメール(DM)


再来店を促進する方法その3は、ダイレクトメール(DM)
昔ながらの方法ですが実はとっても効果的、活用しない手はありません。

沢山の商品やサービスが溢れているこの時代。
一度はお店に好印象を持ってもらえても、時が経てば忘れてしまうのは当然のこと。
逆に声をかけられたら思い出して行く、という方は結構多いものです。

でもDMって高くつくんだよねえ

確かに、DMはそれなりの手間やコストがかかることは事実。
内容物の考案から始まり、印刷そして発送費もかかりますからね。

実はDMの反響を上げて、効果をできるだけ最大化するにはコツがあります
このコツを押さえておかないと、高くつく上に反響が少ない、なんてことも…!

そうならないために正しいDMのコツについて解説していきます。

DMのコツ①人数を絞って送る


DMのコツの1つ目は、人数を絞って送るということ。

やみくもに顧客リスト全員に同じDMを出してしまうと、中身がお客様にマッチしづらく、結果『DMのロス』が増えてしまうためです。

そこで重要なのが、顧客リストの管理・分析です。

「ファン客に喜ばれる提案は?」
「新規客にはどんな内容が響くか?」

このようにお客様を細分化して考え、送る人数を絞ることでロスを減らすことができます。

客層の分類の例:
A:自宅の分を毎週1回、贈答用としても購入
B:自宅の分を毎週1回購入
C:自宅の分を毎月1回購入
D:不定期購入

客層を上のように分けた場合、Aの方に適した内容とDの方に適した内容は異なります

それから例えばDの方にCになってもらうには、どんな内容が刺さるのでしょうか。
このようにテーマを設けつつDMの内容を考えてみましょう。

DMのコツ②構成を考える

次に、DMの構成について考えてみます。
せっかくですから、お客様にアクションを起こしていただけるような流れにしたいですよね。

効果的なDM構成の例:

  • 1枚目→ご挨拶状
  • 2枚目→本題(新商品の案内やニュースレター)
  • 3枚目→注文シートやご意見シート etc.

また客層によってもDM構成は異なります。

  • ファン客
    →ニュースレター+お得意様限定イベントのご案内
  • 新規客
    →ニュースレター+ポイント還元セールのお知らせ

といった具合です。

このようにDMは大多数への一斉配送ツールではありません。
欲しい人に欲しい情報を届け、きめ細やかに顧客対応できるのが最大の魅力!
単なる売り込みではなく、大切な人への親書のつもりでDMを作ってみましょう。

その4:ニュースレター


再来店を促進する方法その4は、ニュースレター
前項のDMのところで出てきたニュースレターについて掘り下げます。

改めてニュースレターとは、お客様とお店をつなぐコミュニティ誌のことです。

特徴は、あくまでもコミュニケーションを主目的とすること。
直接的な販売を目的としていないのが、商品案内チラシなどと大きく異なる点です。

ニュースレターのメリット
  • 自店を思い出してもらえる
  • 親近感を持ってもらえる
  • 新しい何かを知ってもらえる
  • 想いや理念・こだわりなどを知ってもらえる

ニュースレターを読んで「いいね!」と共感してくれた方は、お店に対する安心感が高まって再来店→ファン客へとつながりやすくなります
ニュースレターは既存客とお店とのつながりを維持する格好のツールなのです!

ニュースレターに何を書くか?

とはいっても忙しくて💦ネタ探しが難しいんだけど…?

ニュースレターは、いわば学級新聞のようなもの。
どんな記事を書くか、迷ってしまいますよね。

ここでは一例として8つの記事例をご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

ニュースレターの記事例
  1. 店・商品・サービス・イベントの案内
    ※売り込み色は抑える!
  2. スタッフ紹介
    ※社長や店長は絶対にコーナーを持つ!
  3. ストーリー
    ※創業・開発・感動ストーリー etc.
  4. 商品やサービスの活用術
  5. 「人」を感じるトピック
    ※手書き・絵・写真・詞 etc.
  6. ニュース
    ※新商品・新スタッフ・資格取得・業界ニュース etc.
  7. おすすめの〇〇
    ※映画・本・地域のお店 etc.
  8. 交流
    ※お客様インタビュー・お客様の作品掲載 etc.

このように見てみると沢山のネタが浮かんできそうですね。
最初は無理のないボリュームで始めてみましょう!

ニュースレターの配布方法

ニュースレターの配布方法としては、お客様の家にDMとして送付するのが主流です。

透明封筒を使えばカジュアル感が出て、白封筒は特別なご案内感が出ます。
そのほかA4サイズの厚紙1枚やハガキなど、様々なスタイルでOK。

またニュースレターは送付するだけでなく、お店に置いておくのも効果的です。
例えばお買い上げの際にレジ袋に入れたり。
来店された方に配ったり。

「自分たちのことを知ってもらいたい」
その気持ちを忘れずに、色々な方法でアピールしていきましょう!

その5:LINE公式アカウント

(引用:LINE for business公式)

最後になりました、再来店を促進する方法その5はLINE公式アカウントです。
あらかじめお伝えしておきたいのが、この章は冒頭でご紹介した書籍に基づく内容ではありません。

ですが、ここまで解説してきた再来店促進のエッセンスを踏まえて解説していきます。
特に顧客情報をお持ちでない業態のお店は是非参考にしてみて下さいね。

まず初めにLINE公式アカウントについてざっくり解説!

  • 商売を営む方に便利な機能を搭載し、
  • 「誰でも」すぐに始められ、
  • 無料のフリープランから始められる
  • 老若男女に訴求できるSNSです!!

法人や個人事業主などは関係なく、誰でも無料で始められるのは助かりますよね。
結論から言うと、もはや利用しない手はないのではという位に優秀なツールですよ。

LINE公式アカウントのメリット

LINE公式アカウントのメリット
  • 老若男女に幅広くアプローチできる
  • 友だち登録のハードルが低い
  • プッシュ通知でリアルタイムに情報をお届け
  • ポイントカードやクーポンで再来店促進

1つずつ詳しく見ていきましょう。

老若男女に幅広くアプローチできる

LINEは国内ユーザー8600万人(2020年9月末時点)。
そのうち85%の人が毎日LINEを見ると言われています。

その上ユーザーは男女問わず年齢層の幅が広いため、老若男女にアプローチをすることができます。

確かに若い世代の方がまだLINEでの情報収集に長けているかもしれません。
ですが今後はシニア層にもますます普及していくのではないでしょうか。

友だち登録のハードルが低い

LINEの友だち登録はとってもカンタン!
会員登録シートに個人情報を書いてもらう必要は一切ありません。

まずはお店の適した場所にLINEのポスターを貼りましょう。
お客様はポスターのQRコードを読み取って、登録をポチッとすれば完了!

QRコードはお店のホームページやチラシにも載せておくといいですね。
友だち限定10%off、ワンドリンクサービスなどのメリットも併せて伝えましょう。
スタッフからのさりげない声掛けも忘れずに。

プッシュ通知でリアルタイムに情報をお届け

LINEが他のSNSと比べて優れているのは、プッシュ通知があること。
プッシュ通知・ポップアップなど色々な言い方がありますが、つまりはスマホのトップ画面にお知らせが出るということです。

一方で他のSNSも通知機能はあるものの、アプリを開かなければそもそも気づかれない、といったことも多いです。

LINEの得意ワザは、例えば「本日の入荷」「タイムセール」など、新鮮な情報をリアルタイムでお届けできること。
これこそがLINE最大の強みと言えるでしょう。

ポイントカードやクーポンで再来店促進

(引用:はじめてみよう!LINE公式アカウント)

LINE公式アカウントにはポイントカード機能やクーポン機能があります。

LINEの中でポイントカードが完結するなら、お財布がパンパンにならず助かります!
それに、ポイントカード忘れた!という失敗も無くなりますよね。

クーポンも自由に作成してメッセージで送信したり、タイムライン(掲示板のようなもの)に表示したりすることができます。
これらの機能を上手に使えば、再来店の促進に役立つこと間違いなしです。

LINE公式アカウントのデメリット

LINE公式アカウントはとても優秀なツールではありますが、やはり弱点もあります。

LINE公式アカウントのデメリット
  • 簡単にブロックされる
  • ニュースレター調の長文には向かない

簡単にブロックされる

LINEは友だち登録も簡単ですが、その代わりブロックするのも簡単
一旦ブロックされてしまうとそれ以降は全く情報を送ることができなくなってしまいます。

ブロックされてしまう理由としては

  • 配信頻度が多すぎてしつこい
  • 迷惑な時間帯にメッセージが来る
  • 自分にはメリットが無いと思えた

などが代表的な理由として挙げられます。

先方を思いやる気持ちを持ち、配信のタイミングについては細やかな配慮が必要です。
またメリットが無いと思われないよう、定期的におトク情報を流すことも忘れずに。

ニュースレター調の長文には向かない

LINEは一目で内容が分かるようなキャッチーなメッセージが効果的。
スキマ時間にサッとチェックする方が多いので、ニュースレター調の長文を送ってしまうとスルーされる可能性大です。

解決策として「どうしても今回は長文でお知らせしたい」といった場合は、ホームページやブログを作成し、興味のある方だけそちらに飛んでもらうといった方法にしましょう。

相手はあくまでも『不特定多数』である

LINEは基本的に『不特定多数』に一斉配信するスタイル。
性別や年代などである程度は選別できるものの、そもそも「相手が誰なのか」は分からないためです。
注)IT中上級者向けにLINE名や写真などを取得する技もあるようです。

そのためダイレクトメールのように「客層を細分化して内容を使い分ける」といった運用までは難しいと言わざるを得ません。
ですがそもそも個人情報をいただいていないお店が、これだけダイレクトに情報をお届けできるのはやはり便利、の一言に尽きます。

ちなみに「チャット」という1対1のメッセージ機能でやりとりすれば、さすがにお相手を特定することができます。
そうすればそのお客様のニーズに合った発信に切り替えることができますね。

無料プランから始められる

LINE公式アカウントを始めるにあたっては、まずは無料プランからスタート。
無料(フリー)プランはひと月あたり、メッセージ1,000通まで送ることができます

一通りの機能は使うことができますので、まずは色々と試してみては。
運用が波に乗ってきてメッセージ数が物足りなくなったら、次のライトプラン・スタンダードプランとお店の規模に合った有料プランを検討します。

例えばライトプランにすれば、メッセージ通数は15,000通/月と大幅UP
かき入れ時には追加料金でメッセージの追加も可能になります。

これで月額料金は5,000円(税別)ですので、コスパを考えても使ってみる価値があるのではないでしょうか。

まとめ


今回は再来店を促進するための具体的方法について、5つご紹介してきました。

こちらに改めてまとめておきます。

  1. ポイントサービス
  2. サンキューレター
  3. ダイレクトメール
  4. ニュースレター
  5. LINE公式アカウント

星の数ほどあるお店の中から自分のお店を選んでもらうのは、簡単ではないですよね。
それはよく分かります。

「自分たちのことをもっと知ってもらいたい」
「あなたと仲良くなりたい」

その姿勢を忘れずに、オリジナリティーあるコンテンツを発信し続けてみましょう
理解を示して下さった方が、きっと再来店してくれるはずですよ。

↓今回の参考本↓

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