【接客系】オーナーのこだわりが強すぎてメニュー作りと集客で失敗 隠れ家的カフェバーの店員の声

お客さんが来ない悩み体験談

今回の体験談は、隠れ家的なカフェバーに勤めていた女性のお話です。

ビジネス街にあるカフェバーでしたが、平日・休日ともにお客様の出入りはイマイチ…。

ほとんど毎日通常の営業時間よりも1時間ほど早くお店を閉めていたそう。

 

社員の方の話だと、1年のうちお店の近くで大きなイベントが行われる7月と8月、そしてクリスマスがある12月以外の9か月間は赤字だったとのこと。

このお店にお客様が来なかったワケとは…?

どうすれば、うまくいくと彼女は感じたのでしょうか。

編集部でばっちり取材してきましたよ。

体験者データ
  • 年齢:30代
  • 性別:女性
  • お店情報:カフェバー
  • 1日に来る客数:平日:10~15組、休日:満席はないが平日より多め
  • 売上:3~5万くらい

「こだわり」が招いたアピール不足が原因

 

それでは早速聞いてまいりましょう。

平日は10~15組、休日も満席はなかったとのことでした。

なぜお客様は来なかったと思いましたか?

一番の理由としては、当時のオーナーが「隠れ家的なカフェバーにしたい」というこだわりを持ちすぎて、看板を出したりアピールすることを極端に嫌がったからだと思います。

 

なんとか社員の方が説得して気持ち程度のメニュー看板を出すことができ、周辺のビルで働く会社員の方々が常連となってランチタイムに足を運んでくださるようになりました。

 

ですが、元々ビルの2階にあるということで中の様子がわからず、営業しているのかわからなくて入りにくいという点、加えて駅から歩いて10分以上かかる立地で、なかなか常連のお客様以外に認知されませんでした。

 

そしてもうひとつ、私が辞める1年ほど前にお店の近くに当時はやっていたハワイアンスタイルのカフェができてしまいました。

 

毎年近くで行われる夏のイベントに来場されていたお客様の多くが新しくできたそちらのカフェに流れてしまい、数少ない夏の繁忙期さえ暇になってしまいました。
そのカフェは広告にもかなり力を入れていて、ノベルティなども配っていたようでした。

もし私がオーナーだったら幅広い客層を生かし、お店のアピールに力を入れる

では、あなたがもし、そのお店のオーナーだったらどうしていましたか?また、どのような対策をしていけばいいと感じましたか?

 

まずはどんなお店でも人に知ってもらわないと意味がないので、ネットもしくは雑誌などで知ってもらう機会を作るべきだと思います。

 

ホームページでしっかりアピールしたり、ツイッターやインスタグラムなどのSNSを活用したり、ぐるなびやホットペッパーなどのグルメサイトを利用します。
あとはメニューに写真映えするようなものを増やします。

 

また、インパクトのあるものや、若い女性が注文してみたくなるような見た目のメニューをいくつか用意し、なおかつビジネス街ということも考慮して、ランチはボリューミーにするなど、様々な客層にマッチしたメニューを試してみます。

 

そして、スタッフにラテアートやチョコレートアートなどの技術を取得してもらう。もしくはそうした技術を持った人を雇い、アートの様子を動画でSNSにアップしたいです。
今だったらTikTokやインスタグラムで音楽をつけたりして利用したいと思います。

メニューの考案に力さえ入れていれば…

あなたが働いていたお店のオーナーが商売繁盛のためにやるべきだと思ったことは何ですか?ホンネで語ってください

 

もっとメニューの考案に力を入れるべきでした。
私が働き始めたころの料理長は有名ホテルで何十年も働いてきた正真正銘のシェフで、お店で出すメニューはもちろんのこと、まかないで作ってくれる料理もどれもすべて美味しいかったです。

 

ですが、その方が辞めてしまったあとにきた料理長は調理師免許を持っているだけで、料理人としての経験はほぼ皆無、料理の味もなんだかおおざっぱで正直美味しくなかったです。

お客様から「料理の味が変わった」と言われることも多々ありました。
ですが、オーナーがその方の料理を気に入っており、メニューをすべてその方に一任してしまったのはミスだと思います。

 

私たちも味見はさせてもらいましたが、メニューが決定したあとにどんな料理か知るためにという名目で食べるだけだったので、メニューに対しての口出しは一切できませんでした。
もっとメニューについて全員で意見を出し合い、本当においしいもの、客層にあったメニューをしっかり考えるべきだったと思います。

お店のメインメニューを作るべきだった

メニュー作りに力を入れるべきだったとありましたが、こうしたほうがもっとうまくいくのにと働いていて感じたことはありましたか?また、その実現のためには何が必要ですか?

 

メインとなるメニューを作るべきでした。
記憶に残るほどインパクトのある見た目だったり、味だったり、アイデアが盛り込まれていたり、なにか話題になる一品があれば、例え広告や宣伝をしなくても口コミでしっかり広まったんじゃないかなと思います。

 

特に最初の料理長が辞めてしまってからはメニューがコロコロ変わりました。カフェで最重要のデザートはほとんど既製品の物を注文する形になってしまいました。

 

近くにできたハワイアンスタイルのカフェには、ハワイアンパンケーキだったりアサイーボウルだったり、当時かなり話題になっていたハワイの食べ物がすごく話題になっていて、実際ハワイアンスタイルのカフェ時代すごく増えていましたし、わたしの周りでも食べている友人は多かったです。

 

そのメニューをみんなで考案するためには結局スタッフのやる気と団結力が必要だったのかなと今となっては思います。
みんなでお店を作るというのは個人経営店だからこそできることなので、自分からもっと意見していけばよかったなと思います。

まとめ

要点
  • お客様が来なかったのは、オーナーのこだわりによるお店のアピール不足
  • もしオーナーだったら、サイトやSNSなどを活用しお店を宣伝する
  • 商売繁盛のためにはメニューの考案に力を入れるべきだった
  • メニューをスタッフみんなで決めていく仕組みづくりとやる気と団結力が必要だと思った

こだわりを持つということは大切ですが、周知されていなければお店も続けられませんよね。

今後、カフェ経営をされていく方のお役に立てれば幸いです。

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