【販売系】受け身の口コミを待ちすぎた…デパ地下洋菓子店の末路とは

お客さんが来ない悩み体験談

26歳女性の学生時代のアルバイトとして働いていた時の体験談です。

働いていたのは渋谷のデパ地下にある洋菓子屋さん。
洋菓子の中でもマカロンとパウンドケーキ、マドレーヌをメインに販売していて、時期によってはチョコやジュレを販売。

1日に来るお客さんはかなり少なく1時間に1人来るか来ないか…。デパ地下なのでウィンドウショッピングのようにみていくだけの人や試食して去っていく人も多かったそうです。

1日の売り上げも3~4万円が平均。クリスマスなどのイベントのある時は15万でしたが、普段はまとめて買ってくれる人がいない限りなかなか売り上げがありませんでした。

デパ地下と言えば、美味しいお店が並ぶ激戦区の印象。なぜ客足が伸びなかったのでしょうか。

体験者データ
  • 年齢:26歳
  • 性別:女性
  • お店情報:洋菓子屋
  • 1日に来る客数:1時間に5人くればいいほう
  • 売上:一日の売り上げ3~4万が平均。イベント時は15万

お客さんが来ても、購入されない原因は、客層のリサーチ不足?

デパ地下ですから、それなりにお客さんは通りますよね。なぜ来ないうえに購入されなかったのでしょうか。

  • どうやって解決したのかorどうすれば解決できたのかを教えてください。
  • ひとつひとつの値段が高く、見た目もかなり地味だったのであまり目を引いていなかった
  • マカロンが苦手という人も多くてなかなか手を出してもらいにくい
  • パウンドケーキの味もなかなか想像しにくいネーミングや組み合わせのものが多かった

ので、お客さんが来ても購入するには至らないケースが多かったと思います。

もっと親しみのある食材のネーミングやお酒の有無を見てわかるように入っているメインの食材を書いてあると見ていて楽しく、食べてみたいと思ってもらえたと思います。値段も高めだったので、渋谷という若い人が多い土地柄とのギャップも一因だと思います。

また、ターゲット層が分からず、自然派マカロンを売りにしているのお店と若い人が求めている可愛くて美味しいお菓子とのギャップが販売している側にも感じられてなかなか勧めづらいとよく感じていました。実際よく購入してくれる年齢層は30代後半から50代の方が多かったので、出店する場所も大事だと思いました。

口コミされるのを待つのではなく、積極的な広告活動をすべきだった

お客様がくるようにするために、どんなことをすべきだったと思いますか?具体的に教えてください。

口コミだけでお店の良さを広めたいというオーナーの気持ちがあったので、マスコミからの取材を全て断っていました。それであれば口コミを広めるための努力や工夫をしなくてはいけなかったと思います。

例えばインスタやTwitterなどに投稿してくれたらマカロンひとつプレゼントなど口コミを増やす工夫は必要だったと思います。口コミを増やすことに受身になりすぎていて美味しいと思った人は広めてくれるだろうというスタンスだったのでいつまで経っても広がらず退店宣告を常にされていました。

それにもかかわらずアルバイトの人たちにただもっと頑張ろうしか言わず何をするかは現場に丸投げだったので学生ばかりのアルバイトは決定権などもなく試食を配ったりラッピングを手早くするしかできませんでした。

もっとイベント制のあることをしなければ集客はできないと思うし商品のアピールはできないと思います。リピーターがついたりや影響力のある人が投稿してくれたりすれば自然と売り上げもある程度は出ると思います。

モチベーションがさがってしまう職場環境の改善と従業員への気配りが必要

お客さんがこない問題以外にもお店のためにしたほうがよかったことはありますか?

従業員を大切にすること。この一言につきます。

長年働いていたフリーターの人たちが一気に辞めたことがありました。原因は家族経営の会社だったので店舗のスタッフが雑に扱われてきちんとした対応をしてもらえなかったからです。ただ言われた通りにして意見は何もしないで欲しいという状態だったので、現場の状況は何も把握してもらえませんでした。

そのため愛想を尽かしたベテラン勢が一気に辞めてしまいました。残されたのは入ったばかりのアルバイト従業員たちばかりで、学校卒業とともに辞める予定の人ばかり。常に人手不足かつ経験もあまりない人だったので売り上げもさらに伸び悩みました。

それでも唯一入った新卒正社員の人に休日出勤させたり有給が取れない環境だったりと従業員を大切にする気は全く感じられなかったのでモチベーションも下がる一方でした。

もっと上の人たちが現場へ足を運んだり勤務状況に目を向けてくれれば状況は改善できたのではないかと思います。

時代の変化に対応し、チャンスを有効活用すべきだった

働いていた時にこうしたらもっとお店が良くなるはずなのにもったいない!と感じたことはありましたか?

百貨店で開催されるイベントやSNSを活用する時代の変化に対応していくべきだと思いました。百貨店でクリスマスケーキイベントがあっても投票に参加しなかったりマスコミの取材を断り雑誌に掲載されると怒ったりとチャンスを自分から潰しに行っているのが見ていてもったいないと感じることが多々ありました。

せっかく編集者の口コミを見たり、雑誌を見て来てくれた人が数名いたのに抗議をしたことによってそれ以降載らなくなることでまた客足が遠のいてしまっていました。チャンスを自分で遠ざけてしまっていては売り上げも伸びないと思うので、時代の変化に対応すべきだと思います。

公式SNSを開設したりHPを見やすくして何が売りなのかをアピールしたり工夫できることはたくさんあったと思います。百貨店のイベントに参加すれば各フロアにイベント告知の写真も載って商品を探しに来てくれる人もいるので少しでもチャンスがあったのではないかと思います。

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