【販売系】客層の選択ミス⁉絞るジャンルを間違えたお店の末路

お客さんが来ない悩み体験談

今回の体験談は、29歳の男性。

彼は大学生の時に買取と販売がメインのお店で働いていました。

ゲームや成人向けアイテムの買取・販売のほか、実用的なアイテムの販売も取り扱っていたそうです。

1日に来店されるお客様は約30~50人。

売り上げは1日に10万行けばいいほう、平均は3万~7万程度でした。

ノルマもあったそうですよ。

店員が午前と午後で1人から3人で、夕方から一人で店番もザラでした。

 

成人向けの取り扱いもあるため、客層が高そうですよね。

それでは色々とうかがってまいりましょう。

体験者データ
  • 年齢:29歳
  • 性別:男性
  • お店情報:買取販売店
  • 1日に来る客数:30~50人程度
  • 売上:平均3~7万

お店の立地の悪さ…取り扱い商品の選定が中途半端だった

お店にお客さんが来なかったのはなぜだと思いましたか?

それは改善されましたか?

まずは立地の悪さだと思います。

大きい道からあまり使われない道に入った先にある坂の途中の店で、駐車場も5台前後しか止められない広さです。しかも駅から近いわけでもありません。

だから、うちより近い場所にBOOKOFFさんがあったのでターゲット層はほとんどそちらを利用されていたと思います。

 

また、店内の雰囲気も微妙でした。手書きのPOPが多くアットホームなお店と言えば聞こえはいいですが、実際は狭い店内に什器が並び、人が二人並んで歩くには窮屈な間取りです。

圧迫感があったので、ゆっくり見るには向かない店内だったと思います。

 

結局私が辞めて数年で潰れていたので解決はしていません。

どうすれば解決したかと考えると、扱う商品をもっと絞るべきだったと思います。

店の敷地に対してアイテムの種類が多く、全てが中途半端でした。

 

また、周囲にマンションや集合住宅があったので、子どもを集客できるように成人向けは扱わないほうがよかったのかもしれません。

成人向けの売り場の代わりにカードゲームなどを置いていれば、上手く溜まり場になっていたのではないかと思います。

子どもをターゲットに絞り、地域のゲーム屋さんとしてのポジションを目指す

ターゲットを絞り切れていなかった…とありましたが、あなたがオーナーだったらどのようにお店を改善していきましたか?

 

まずは成人向けの売り場を全て撤廃します。

ゲームが主戦商品な以上、未成年のお客様が気軽に来店できるクリーンな雰囲気を作る必要があります。

そのために

  • 通路を広く、ゆとりのある店内を確保
  • カードゲームの売り場や対戦スペース、関連する簡単なアーケードゲームの筐体を設置
  • リピーターを増やすことをで集客数の一定水準を維持

を進めていきます。

 

しかし相手は子どもなので、大きいお金を持っているわけではありません。

ただ、ゲームを買う「ついで」の目的が同じ店にあるなら大手のお店にも対抗する余地はあると思います。

誕生日やクリスマス・お正月などの大きなイベントが来た時に、子どもに「あのお店で買いたい」と言ってもらえるようなお店作りを心がけていきます。

そこまで成功すれば、あとは親の来店時に危なくないお店として認めてもらうことで、地域のゲーム屋さんとしての一定のポジションを確立できます。

人員配置の見直しと店内の改装、ターゲット層の見直しが必要

来客数が少ない問題以外に、「こうすればもっと繁盛するのに」と感じたことはありますか?

 

人員配置の見直しと店内の改装です。

社員の雇われ店長初代は、根性でどうにかなる、お客様には誠意をもって接すれば伝わるみたいな生産性のない発言を常に言っている人でした。

もっと現実的に数字を根拠に作戦を立ててやるべきだったと思います。

 

また、1日のノルマが辛い時に閉店時間を延ばすことはやめるべきだと思いました

これは本当にやめるべきだと思いました。

ただでさえ閉店するのが深夜0時30分。

「そんな時間から更に開けてても人件費や光熱費が無駄なだけだろ」とよく思っていました。

それを学生一人にさせるのもかなり頭おかしいとも思います…。

 

あとは上記した内容に似てしまいますが、客層を若い年代にすることですね。

 

うちは扱っていた商品も商品は任天堂系よりもSony系、なんならXBOXの商品が多くありました。そのため、必然的に客層が年齢高くなり、単純に平日にお客様がいらっしゃらないんですね。

仕事上がりにましてや平日に新作もないのにゲーム屋に来ません。「ちょっと見てみよう、おっこれいいじゃん」というムーヴがまるで期待できないのです。

 

だから平日でも学校帰りにふらっと寄れる子どもを日頃から大事にする必要があると思います。

高校生ぐらいが一番強いと思います。

現場にいる人同士のコミュニケーションと意見交換ができる環境が大事。

辞められたあとも接客業を10年以上されていたそうですが、その経験から当時のお店がこうだったら…と感じたことはありますか?

お店をやめてから10年ほど接客業をしていた経験から感じたことは2点。

  • 現場で働いている人間同士のコミュニケーションを尊重する
  • 意見交換が可能な職場づくり

 

店長が店員に与えられた仕事以上のことを求めることってよくあることだと思います。

しかし、それをしようと思わせる現場でないため、働いている人間は+αの仕事をしたいと思えません。

具体的な例を出すと、「就業時間まであと5分しかないけどここの売り場が気になるなぁ…でもやってしまうと15分掛かるし」みたいな時にどう動こうと思ってもらえるか、そこが重要だと思います。

お店で働く人間同士のコミュニケーションはきちんと尊重されていたらもっと良くなっていたのではないでしょうか。

 

また、意見の交換が可能な職場でないと大変だと思います。

余程のカリスマが指揮を振っているなら話は別ですが、そうでないなら客観的な意見は常に必要なものです。今は成功していても、気づけば同業他社に出し抜かれ、下手をすればそのままお客様を取られておしまいになってしまいます。

常に変化するのは難しいですが、そのための努力は日頃から積むべきです。

故に、実際に働いている人間同士で話し合える環境を整えておくのは、とても大事なことだと思います。

まとめ

要約ポイント
  • お店の立地の悪さ・店内の雰囲気が微妙で来客率低かった
  • 客層を若くして取り扱う商品を絞ることで解決したかもしれない
  • もしオーナーだったら、子どもをターゲットに「地域のゲーム屋さん」としてのポジションを目指す
  • 人員配置の見直しと店内の改装が必要と感じた
  • 現場にいる人同士のコミュニケーションや意見交換できる環境はとても大事と感じた

お店の周りの環境から客層を決め、ジャンルを絞るということと、働く者同士のコミュニケーションや意見交換ができること。
この2つはお店作りにとても欠かせないポイントなんですね。

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