【飲食系】お店のアピールもしない、メニューの提案も上司が受け入れてくれないお店…

お客さんが来ない悩み体験談

27歳、女性。現在、障害者施設が運営している就労支援レストランとカフェを兼任しているパートです。

仕事内容は、レストランとカフェどちらも、調理、接客がメインですが、障害者の利用者さんと仕事をしているので、各々の担当業務をしっかりとこなしているかの確認作業も同時にしなければいけません。そのため、作業を中断している方がいたら、作業に戻るように促していかなくてはなりません。

また、食事量、食事時間、排泄時間、水分補給、薬の飲む時間などの管理もパートが行います。そんな飲食店の集客人数と売り上げですが、レストランの平日は、10人以下で約5000~8000円、土日・祝日は、60人程で約40000~50000円です。カフェは、平日、休日変わりなく、10人以下で約5000円です。

体験者データ
    • 年齢:27歳
    • 性別:女性
    • お店情報:レストラン&カフェ
    • 1日に来る客数:10~60人
    • 売上:5000~5万円

アピール不足とそれぞれに原因がたくさん…。

なぜお客さんが少ないのか、原因はわかりますか?

その原因は、レストラン・カフェに共通してアピール不足です。

私もHPやtwitterなどの媒体を一通り閲覧しましたが、営業時間やメニュー、はたまた就労支援であるという情報が薄いです。

また、レストランとカフェ、それぞれにも原因はあります。

まず、レストランは公園が近いので、比較的、利用層はお子さん連れのお母さん方が多いです。しかし、レストランは2階にあり、スロープやエレベーター、エスカレーターといったものがなく、階段のみなので2階まで上がってくることに躊躇しがちになってしまいます。そのため、同じく就労支援である1階の売店のほうが常に繁盛しています。そして、メニューのデザートが抹茶アイスのみと、バリエーションがとても薄く、お子さんには不向きですし、少しお茶したい方にもそれだけのデザートの種類は、あまりに少なすぎます。

次にカフェは、日替わり定食が実は利用者さんの昼食と同じメニューになっていて、そのまま提供します。施設の食事ゆえに薄味なので、カフェの方で手直しはしますが、それにしてもこのクオリティーで800円とあまりに高い金額設定です。周辺には、牛丼や弁当を販売している安価でおいしい飲食店がたくさんあり、競争していくには難しい状態です。

ターゲットに合わせ、バリアフリー展開やメニューの考案などに努める

もしあなたがお店のオーナーだったらお客さんが少ない状況をどうしますか?

レストランの方は、福祉施設運営ということもあり、年配の方からお子さんまでに対応できるようにバリアフリーに努めます。

また、デザートやサイドメニューをもっと増やし、お食事や休憩といったさまざまな場面に対応できるメニューにします。

カフェの方は、簡単なものでいいので、安くてお手軽でおいしい食事を提供します。なぜなら、周辺の地区は新築の住宅や道路の拡張などで頻繁に工事をしています。また、個人経営の会社や学校も多く、働く人や学生がさっと昼食や軽食として食べられるメニューに需要があると思うからです。たとえば、簡単に済ませられる多種なおにぎりやサンドイッチ、からあげや副菜といったメニューがベストだと思います。

さらに、施設で栽培している野菜を使って「女性向けのヘルシー弁当」を製作してもいいと思います。現在のコロナの状況や消費税の関係上、テイクアウトもできるメニューにするのも、消費者の需要に特化していて、売り上げは必ず上がると思います。

そして、ここは一番重要だと思いますが、HPに各店舗の情報を掲載し、インスタやtwitterなどのSNSを活用して多くの人も目にとまるように働きかけます。

上司に提案するも、却下…。上が変わらなければお店もよくならない

他にも何か問題点はありましたか?

以前、実際にあった話ですが、他のパートの方と、上司に提案をしたことがありました。上記の案だけではなく、一部のメニューのオーダーが全く入らないで廃棄されていくので、さまざまな提案をあげました。

しかし、上司からは却下されました。理由は、価格は現在が妥当であり、変更するつもりはない、メニューを変更すればメニュー表を書き換えなくてはいけなくなる、などでした。

その返答を聞いたときに、もう何を言っても上司の意識が変わらなければ、もしくは上司が変わらなければ、店舗の問題は解決しないと悟りました。結局、さまざまな変更をすることにより、手間がかかるので、面倒くさい、やる気がない、そんな理由が上司にはあったのだと思います。

しかし、このままでは「時間がきたら店を開けて、時間がきたら閉める」ただ営業している飲食店になってしまします。リピーターはおろか、売り上げ金額は増えず、また、働きに来ている利用者さんの仕事で活躍する場面が減り、これでは一体就労支援として成り立っているのだろうかと、甚だ疑問です。

施設として店舗をどうしていきたいか、方針をきちんと話し合うべき

こうすればお店がよくなるのに…と現場で働いていて感じたことを教えてください

まず、施設としてこれらの店舗をどうしていきたいのか、といった方針を話し合った方がいいと思います。

現在は、店舗の従業員のみでミーティングを行っていて、施設と店舗の従業員の間で情報が共有できていません。できれば、施設と店舗の人間全体でのミーティングが必要です。そこで、仮に売り上げを上げる方針が存在するのならば、そのためには何が必要なのかを考えていくことが必須になります。メニューの考案、メニューの強化、仕事や衛生面などのマニュアル作成といった作業も進めていった方がいいと思います。

現在は、店舗でメニュー考案もマニュアル作成もまかせっきりになってしまっていて、完全に放置状態だからです。そして、おおよそが決定されたら、さまざまな媒体を活用して、障害者就労支援だという事も伝えつつ店舗ごとの情報を開示していきます。

なぜ、福祉だと伝えるのか。それは、同じ障害をもった方や障害をもって産まれてきたお子さんが来店されるからです。

きっと、その方々からすると、同じ境遇の人がどう社会と共存できているのか目にすることで、勇気をもらえるのではないでしょうか。それによって、施設の広告にもなるので、一石二鳥だと思います。

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