【飲食系】新店舗は集客に一番苦労してしまう⁉居酒屋店長の体験談

店舗経営者の悩み体験談

今回は33才の女性が体験談を話してくださいました。

27才の頃飲食店を立ち上げました。座席数が30席ある居酒屋で、安くて美味しいボリュームのある店をコンセプトに、約3年間30才まで経営していました。

仕入れと提供の値段が見合わず儲けが薄いまま体調を崩してしまい経営するが難しくなった為り閉店を余儀なくされました。

年収は多い時で600万程でしたが、平均して400万程でした。
毎日約13時間営業時間を設けており、1週間の稼働時間は13×7=で91時間になります。
休み無く営業していたことと、ランチタイム、アイドルタイムとすべて営業していたため稼働時間は少し長め。
仕込みや片付けの時間を入れるとほとんどの時間をお店で過ごしてた事になります。

体験者データ
  • 年齢:33歳
  • 性別:女性
  • お店情報:居酒屋
  • 1週間の稼働時間:91時間
  • 年収:400~600万

お店が認知されるまでの集客が一番苦労した

お客さんが来るようになるまで苦労したことはありますか?また、解決するために何をしましたか?

お店が定着するまでの集客に一番苦労しました。
中々最初は思うように集客ができず暇な日が沢山続きました。
snsの時代だという事もあり、InstagramやFacebookなどを駆使し、料理の内容やお店の雰囲気を発信して参りましたが、そのsnsが定着するまでにも時間がかかりました。美味しそうな料理の写真や、お洒落なお店の雰囲気を写真で見ても、実際にお店に足を運んでもらうまでにはタイムラグがあります。

それを解決してくれたのは、定着するまでの時間と、毎日写真をアップし続ける事、そしてそれらを広めてくれた知人、友人のおかげでした。
来店してくれた際には、必ずお店のコメントと、タグ付けをし、発信してくれた事で、より多くの人に目に付く事が出来たからです。

また、プロの写真家に料理の撮影をして頂いたり、一目で美味しさが伝わるように意識し対策しました。思いのほか、地元の雑誌やチラシなど、紙ベースの集客にもsns同様に力を入れてきましたが、ほとんどと言っていいほどリターンはありませんでした。
必要以上にお金がかかったところでもあるので、それなら無料のsns中心に力を入れた方が効率も良く、金銭的負担も少なく済んだと後で後悔しました。

アットホームなお店作りと女性目線も意識したサービスの提供

あなたのお店のこだわりはなんですか?他店と差別化するために何かしたことはありますか?

まずアットホームであることを意識した経営を行っていました。1人でも気兼ね無く来店しやすいように、お1人様に向けたメニューや、サクッと飲めサクッと帰れるワンコインメニューを作りました。

また女性目線も重要視しており、子供連れのご家族がオムツ交換しやすいトイレ作り、ワンコインのお子様メニュー、iPadの貸し出しなど、小さなお子様がいても安心して飲食できるよう工夫しておりました。キッズチェアーは勿論キッズスペースも確保しておりました。自分がこんなサービスがあればいいなということを意識しながらお店作りをしていきました。

コース内容に関しては、事前予約してくれた方に付加価値をつけるためにコースでしか味わえない料理を提供すると共に、相談があれば値段に応じてコース内容を考えたり、幹事さんの顔を少しでも立てられるように力を入れておりました。

沢山居酒屋が溢れている中で、チェーン店ではなく個人店にしか出来ない事を目指しました。
料理の味もボリュームも差別化を図る為に、仕込みに時間をかけたり、冷凍をそのまま解凍して使うというような事は決してせず、料理の味と、店内の雰囲気を良くする事にこだわり妥協をしませんでした。

「美味しかった」と言ってもらえたことで自信が持てた

お店を経営していて嬉しかったことはなんですか?具体的に教えてください。

やはり飲食店は「美味しかったよ」の一言で全てが報われるのではないでしょうか。
レジの際、料理を下げる際、お客様と接する時間は限られているにも関わらず、美味しかったの一言を伝えて頂いた時の感動はいつになっても忘れられません。そういうお客様は必ず次回も来店してくれ、リピーターになってくれました。こうして常連さんがついてくるんだなと実感でき、とてもやりがいを感じる瞬間でもありました。リピーター様を習得するため毎日試行錯誤しながら経営をする中で、実際に次に繋がると、やってきた事は間違っていなかったんだな、と自身に繋がる瞬間でもありました。

また、snsの集客に力を入れていた事もあり、「Instagramを見て来ました。」と言う言葉もとても励みになりました。また業者の方などから「本当によく流行ってますねー」と声をかけて頂く事もあり、外から見ての印象はそう写っているんだな!もっともっと頑張ろうと思える出来事でした。

自分でお店を経営するということは、そのやり方も答えも自分で見つけ出さなくてはいけません。
その際、お客様の言葉やリピート率というのは「自分がやってきたことは間違ってなかったんだ」という1つの答え合わせになります。

初期投資は極力抑えて運転資金を確保すること

これから飲食店を立ち上げたいと考えている方にアドバイスをお願いします。

これからお店を立ち上げようと考えている方に言えることは、まず初期投資は極力抑えるべきだということです。
恐らく皆さん、初期費用はいくら必要で運転資金はいくら必要かなどと計算すると思います。
その時に初期費用は抑えてでも運転資金に回してくださいということです。自分のお店を持つという事で、夢は膨らみ理想を追い求め、ついついお洒落な内装や高くても綺麗な物件にばかり目がいきがちです。
とても気持ちはわかるのですが、内装など、極力自分達で出来る所は自分達で作業をしたり、調理器具や家具なども自分達で下調べし、極力安い物を購入したりしていくと、かなりの初期費用を抑える事が出来ます。
そして、運転資金をなるべく確保しておいて下さい。
思ったよりもお客様が来店されない。このままでは赤字だ、という状況が続けば、せっかくお店をオープンしたにも関わらずすぐに閉店する事になります。このような時期に助けてくれるのが運転資金です。いつどのタイミングで不況に陥るかわかりません。最低でも3ヶ月~半年ほどの運転資金を用意しておく事をお勧めします。
今回のコロナ禍でどの飲食店も大打撃を受けた事かと思います。それでも閉店せずに乗り越えて来れた飲食店は、恐らくこの運転資金をきちんと蓄えていたお店だけではないでしょうか。

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